蒸し暑い日が続き、紫外線も一層強くなりましたね。皆さんは紫外線対策を行っていますか?
以前、日焼けにはしみやシワになるデメリットだけでなく、美肌やうつ病予防などのメリットがあることを説明しました。
まだ読んでいない方はこちらから↓
「日焼けのメリット」(https://www.moccina.jp/archives/114)
しかし、目には紫外線対策をしないと病気になってしまったり、最悪の場合失明してしまう恐れがあります。
皆さんは日焼け止めや日傘などで顔や体の紫外線対策を行っていると思いますが、目の紫外線対策はしっかりと行っていますか?
できていないと思われた方はこちらを読んで目の紫外線対策を行うようにしてください。
できているという方はきちんとできているのか読んで確認し、できていないことがあれば直してみてください。
今回は目に紫外線を浴びるとどういった病気になるのか、予防するためにはどのような対策をすれば良いのかを説明します。
Contents
紫外線による目への影響
まずはじめに、紫外線を目に直接浴びるとどういった病気になるのでしょうか。
・紫外線角膜炎
目に直接強い紫外線を浴びて起こる角膜炎のことです。結膜の充血、異物感、流涙、眼痛などの症状があります。スキーに行った後に上記の症状が出ることが多いです。海水浴場や山なども紫外線が強いので気を付けなければいけません。
・白内障
眼の中にあるレンズの役割をする水晶体が濁り、網膜まで光が届かなくなり視力が低下する病気です。視界が全体的にかすんだり、光がまぶしく感じるなどの症状があります。白内障を放置すると視力の低下が進行し、失明に至ります。
・翼状片
白目を覆っている結膜が黒目に三角形状に入り込んでくる病気です。目の充血や異物感などの症状があり、進行すると視力障害をきたします。
目から紫外線を防ぐ
では、上記のような目の病気にならないためには、紫外線を目からどのように防げば良いのでしょうか?
帽子の着用
つばの広い帽子を被ると目に入る紫外線は約20%カットします。
紫外線は地面からも反射するので、帽子だけでは下からの紫外線を防げないのです。
サングラスの着用
サングラス(UVカット加工)を着用すると目に入る紫外線は約80%カットします。
「そんなに紫外線をカットするんだ!買ってみようかな?でもどのようなサングラスを選べばいいのだろうか?」と思われた方に向けて、サングラスの選び方についてご紹介します。
サングラスの選び方
・形
顔の形に合ったサングラスを選んだほうが横からの紫外線もカットすることができます。
・色
色は濃い方が紫外線をよりカットしてくれると思いがちですが、実は色と紫外線のカットには関係がないのです。
紫外線カット率が同じであれば色の薄いもの、濃いものどちらでもいいのです。いろんな色のを試してみて見やすいものを選ぶと良いでしょう。
※注意
UVカット加工がされていない濃い色のサングラスをかけると、目に悪い影響があるので必ずUVカット加工されているサングラスを選びましょう。
帽子とサングラス
帽子とサングラスの両方を着用すると目に入る紫外線は約90%カットします。
サングラスで防ぎきれない横からの紫外線を帽子でカットすることによってより紫外線をカットすることができます。
まとめ
目に直接紫外線を浴びると紫外線角膜炎、白内障、翼状片などの目の病気になってしまいます。これらの目の病気を放置すると、最悪の場合失明してしまう病気もあるため、目にも紫外線対策を忘れずに行う必要があります。
紫外線は地面を反射するので、帽子だけでは紫外線のカット率は低くなります。
UVカット加工が施されているサングラスの着用だけでも紫外線は帽子よりもカットされますが、帽子とサングラスの両方を着用することによって、紫外線をより防ぐことができます。帽子とサングラスだと女優さん気取りになっちゃうとためらわずに、目のためにと思って紫外線対策をしっかりと行いましょう!